副園長先生のひとこと

 

園だよりから

園だよりから
 
7月の園だよりから
 
~我が子を受け止める~お母さんなら簡単?!いやいや、なかなか難しいこと? 
これはわがままを育てているだけではないか、子どもの言いなりになっているだけではないかと 思ったり、受け止めてはいるんだけど、そのつもりなんだけど、気づけばいつも小言ばかり言ってると思ったり…
 朝も昼も夜もおつきあいするこの小さな人は、自分と同じではなく独立していて、自分とは違う感情をいだいていたりするから、時々“我が子ながらよくわからない”と思うこともしばしばあります。もし我が子のことが100%わかっていると自負なさっている方は要注意かも…その思い、本当に我が子の思いと同じですか……でもいずれにせよ、大丈夫。
子どもの寝顔をみながら、時々、振り返って、ささやいてみましょう。「大好きだよ」       副園長 菱田由里子
 
6月の園だよりから 2018.5.30
~子どもの自主性の尊重と親の主導権~
 “自分のことは自分で”“子ども自身が地に足をつけて自分で決断してすすもう”“3歳でも、4歳でも、5歳でもそれぞれなりに自分で感じ、考え、自分で行動する”等々、甲東幼稚園でもことある毎にお話しています。本当にその通りです。大人からみれば、幼いかもしれませんが、脳を精一杯働かせて、今、自分が感じられる精一杯を感じ取り、表現します。
 ですが、実は子どもの自主性に負けてはいけない親の主導権というものもあります。詳細はご家庭によって違ってきますが、
少なくとも体の具合が悪い時に幼稚園に行くのか行かないのかを決めるのは子ども自身ではありません。行きたいのか行きたくないのかは子ども自身の感性ですが、行けるのか行ってはいけないのかは大人が判断を下します。
まもなく、水遊び(プール)も始まります。入りたがらないからと言って、「休むの?どうするの」と子どもに聞いて決める事ではないのです。プールの欠席を書くのは、プールに入ってはいけない時です。入りたがらないからと大人が勝手にチャンスをつぶさないようにしましょう「体は元気だから、プール欠席は書けないけれど、プールに入りたくないよは先生に言っておこうね」それでいいんです。“プールに入らねばならない”とか、そんなことではなく、お部屋の中から、あるいはプールのそばで、楽しそうかも、お水さわるの気持ちいいかも…などそれでいいんです。
 普段の日常生活でもついつい、子どもに「どうする?」と聞いて
おいて、でも実は子どもには決断する権利はなかったり、大人の都合が優先になっていることに気づかず、子どもの気持ちや決断をないがしろにしてしまうこともあります。たまには今日はどうだったかな…と、大人同士で振り返ってみましょう。
副園長 菱田由里子
 
 
園だより 2018.5
 子どもたちは、保護者の皆様の元を離れ、幼稚園で先生やお友達と一緒に過ごす時間を持つようになりました。きっとそこには見えない大きなハードルがあり、難なく飛び越えられた子どももいれば、未だ何かひっかかりスムーズに朝を迎えられない子どももいます。保護者の方も同様ですね。なんとなく、幼稚園に“預ける”ということに後ろめたさや、かわいそー、大丈夫なのかしら、まだこんなに小さいのに、赤ちゃんだったこの子が…そんな気持ちがどこかに潜んでいて、それを子どもは敏感に察知します。
 大丈夫ですよ♡いっぱい泣きましょう。いっぱいぐずぐず言いましょう。
そして、いっぱい笑い、いっぱい輝き、いっぱい遊びましょう。それが幼児教育です。不安は先生と保護者の大人同士でお話して希望にかえていきましょう。子どもにはその力があります。
5月は大型連休もあります。子どもにとっては、いつも通りに過ごし、いつもの公園で家族と遊ぶ…それだけでとても楽しいひとときです。無理をせず素敵な5月をお過ごしください。          (副園長・菱田)
 
園だより 2018.4
入園・転入・進級…新しい年度を迎えました。泣いたり笑ったり、怒ったり、自分の気持ちを表現し、まずは自分の居場所みつけです。
今年もご家庭と幼稚園が協力して素敵な園生活を繰り広げ、子どもたちのことをご一緒に考えてまいりましょう。いつでも気軽に声をかけて下さい。
 幼稚園は子ども自身の最初の社会生活の場です。自分の足でしっかり歩き始める第一歩。そっと背中を押してあげましょう。我が子が幼稚園で楽しく過ごせるかしらと思い過ぎて、自分自身が不安になっていることに気づかず、ついつい子どもの後ろで「〇〇ちゃん大丈夫?大丈夫?」と言ってしまうかもしれません。 同じ大丈夫でも「大丈夫?(不安だよね、できないよね)」と、「大丈夫!(心配しなくてもそこにいれば大丈夫なんだよ)」と()内の声にはでていない部分を子ども達は感じています。前者は子どもの背中を押してあげているのではなく、後ろから不安をおおいかぶしてしまっているのかも…
 子ども自身は大丈夫です。今は、泣いてしまったり、ぐずってしまったり、あばれたりしているかもしれませんが、それでも大丈夫なんです。我が子の力を信じてニコニコ見ていてあげましょう。
 こんな荷物持てるかしら?一人で歩いていけるかしら?できるんですよ!もしご心配な時は担任や私に気軽に声をかけて下さい。ご一緒に考えてまいりましょう。よろしくお願いします。   副園長 菱田由里子
 
園だより2017年度最終号から

どんな1年でしたか?素敵な思い出が増えましたか?

楽しい子育ての1ページ? しんどい気持ちを積み上げた1年? どちらの場合でも、楽しい時もしんどい時もありましたね。

我が子なのに、自分とは違うことにふと気づくのが乳幼児期だと思います。もちろん、自分とは別の人として出会った赤ちゃんだけど、一進一退を一緒に積み重ねている内に赤ちゃんと自分は同じ!だって、自分のおなかの中にいたんだよ。でも最初は赤ちゃんは泣くだけで、その泣き声も同じ声で、新米ママは何故泣いているのかがわからない時もあり大変でした。でも一生懸命赤ちゃんの様子を見て、おっぱい?、おむつ?、暑い?寒い?…と赤ちゃんの気持ちを察して、お世話をしていくうちに赤ちゃんの気持ちが手に取るようにわかり、ほぼほぼ同じ時間を赤ちゃんの隣で過ごすことで、ますます自分の気持ちと赤ちゃんの気持ちがぴったりあうようになりました。。

ところが、乳幼児期に入り、赤ちゃんを卒業するころには、彼女、彼らは、自分とは違う気持ちを持ち始めます。悲しいはず、しんどいはず、困っているはず…でもそれらは往往にして「悲しいよね、いやだよね、(ママは)わかってあげているよ」というお母さん自身の気持ちをすり込まれているだけの事も。本当はあんまりなんとも思ってなかったのにって。なので、気持ちをすり込んであげるなら、自分の心配まで子どもに植え付けないように、前向きに気持ちをもてるように、「大丈夫だよ、見守っているよ」と、そんなサポートができると素敵ですね。

あなたの我が子はもっとすごいですよ。どの子どもも大きな大きな可能性を持っています。4月から進級したその集団の中で、それぞれが、また一段と成長していくことを楽しみに、子育てできる喜びを皆で共有いたしましょう。         

 
2018.2月号から
★インフルエンザなど風邪に注意!
今回のインフルエンザは熱がなくてもかかっていたりしています。
みなさま、お元気でお過ごしですか?お大事になさってください。
 
わが子の体調管理をしようとするとき、
何に注意なさいますか?
 
『寒いから外で遊ばせない?』⇄『こどもは風の子元気な子』とはどういう意味?
『寒いからいっぱい着込ませる?』⇄『薄着こそ元気の秘訣?』
 
その“寒い”とはどれくらいの寒さの事でしょうか?
 
用心の仕方は各ご家庭によって違いますが、1つ、皆さん共通に言えるのは、具合が悪い方かも…と思った時は特に、
お稽古事やお買い物・ご用事など、子どもにとってスケジュールが過密になっていないかを今一度チェックし、充分なゆったりとした時間を過ごせるよう、早く就寝できるタイムスケジュールになるように注意しましょう。
 
2018.1月号から
冬休み、お子様とご一緒に心温まるひとときをお過ごしだったことと思います。
 
これからの3学期は、子どもたち自身がますます地に足をつけ、色々なことを経験し、自分の感覚で気づいたり、前に進んだり、立ち止まったり、お互いに支え合い一段と成長するときです。
 
「自分でやりたい」という子どもの気持ちと、「自分でしてほしい」という親の気持ちは一致しています。
でも、最初からうまくできるはずはありません。
 
ということで、『それ、やられたらかえって時間かかるんだよね』『今日は急ぐから待てないんだな…』『うーん、嬉しいけど、2度手間になるんだよね』等々の大人側裏事情が出たり入ったりし、気づけば「あれしなさい、これしなさい、こうしなさい、そうしてはダメ」と指示のことばを山盛り投げかけつつ、大人の手がやってしまっている…
 
つまりいつの間にか自分でしたいと思った子どもの気持ちは、しない方がいいんだと親子共に変換されてしまったことに気づかず、『何故、うちの子はできないんだろう』『幼いんだし、仕方ないか』という方向へいざなわれてしまいがちです。
 
でも、本当は、3歳でも4歳でも5歳でも、それぞれが、それぞれなりに自分の力より少し上のこともやってみたいと思う時があります。
それに気づいたら、大人側は忙しい時であっても、『待つ、私、待てるよね』と自分に言い聞かせながら子どもの様子を見守ってみましょう。
 
できたらOKということではなく、チャレンジしてみようとしたことがOKです。お片付けでも、お手伝いでも、ケンカでも、………
さあ、3学期、皆様と共に楽しく思いっきり豊かな経験がありますように。
 

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