【入園を検討されている皆様へ】
~神様の愛のもと、幼子によりそい、共に育てる 幼稚園型 認定こども園 甲東幼稚園~
甲東幼稚園では一人一人の生きる力を大切に育んでいます。基本はキリスト教保育。キリスト教保育というのはずっと祈り続ける、いつもなんどきでも聖書の話だけを聞く、イエス様のことだけを考えるということではなく、ひとりひとりのあるがままを受け入れ、ひとりひとりの力に寄り添い、一緒に歩むということで、改訂された幼稚園教育要領、認定こども園保育指針などと相通ずる保育です。
小学校に行くための準備ではありません。幼児期にしかできないことをしっかり体験することが大切です。笑う、泣く、怒る…五感を精一杯使い、喧嘩をしたり、相談をしたり、譲り合ったり、譲り合えなかったりと様々な経験をします。何かを習ってできるようになることを目的とはしません。自分で気づき、発見したときの喜びは自己肯定感にもつながり、お互いを認め合い支え会う社会生活の第一歩です。
時には「○○チャン大嫌い」「○○チャンがいつもいやなことを言うから幼稚園に行きたくない」ということがあったり、喧嘩して人を叩いてしまった、ウソをついてるかもなどのできごとがあったり、わが子の知らない姿、トラブルに出くわすこともあります。大人としてはマイナスのイメージですが、子どもたちにとってはプラスの経験です。先生やお友達と一緒に出来事を分析したり、対処法を考えたりするチャンス到来なのです。お家の方が不安に思っておられると、子どもはもっと不安を感じます。ちょっとした『いやだ』が、引き返せないぐらいの『いやだ』に発展してしまうこともあります。保護者の皆様が不安に思われた時はわが子に問いただすのではなく、いつでも先生に声をかけ、今、どういうことがおこっているのか、どういうところにねらいがあるから、どういう方向で対処していきましょうかということを共有して、一緒に子育てをしましょう。
皆様のご入園を心待ちにしています。このパンフレットをお読みいただき、また入園説明会にお越しいただいて、ご検討下さい。
また、未就園児クラスなどもあります。ホームページもご覧下さい。
園長 菱田 由里子